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いま、全国的にマイコプラズマ肺炎が大流行している。国立感染症研究所の全国約500の医療機関の報告によれば、11月第2週の平均患者数は、1医療機関当たり1.25人。この10年間で、もっとも多かった0.72人を大幅に上回っている。



この病気の怖いところは、感染していてもなかなか気づかないところ。マイコプラズマ肺炎になった小学3年生の女児の母親が話す。



「咳と熱が出たので近所の小児科で受診したら、単なる風邪だと診断され、風邪薬を処方してもらったんです。でも、数日経っても熱は37℃台後半のままでした。これはおかしいと思って、別の病院へ行き、きちんと検査してもらったらマイコプラズマ肺炎と診断されました。マイコプラズマ肺炎用の抗生物質を投与してもらい、2日後には平熱に戻って、痰が絡むような咳もなくなりました」



潜伏期間は1~2週間で、症状は、発熱、咳、痰、呼吸困難と風邪に非常に似ているために、通常の風邪薬を処方され、回復が遅れる人も多く、重症化するケースもあるという。日本マイコプラズマ学会・神谷茂理事長がこう説明する。



「咳やくしゃみ、会話などからマイコプラズマ菌が空気中に浮遊し、それを吸い込んで感染するケースがほとんどです」



つまり日常生活の中で、感染していることに気づかずに、職場や学校で菌をまき散らしている人も多いというわけだ。ならば、見えない菌にどうやって対処すればよいのか。



「うがい、手洗いがいちばんです。人込みの中ではマスクをするのも大切です。また規則正しく食事と睡眠をとってストレスをかけないことも重要です。これは全て免疫抵抗力を高めてくれますから。感染してしまった場合は、マクロライド系の抗生物質がよく効きます。薬の選択を誤ると非常に難治性の肺炎になりやすいので気をつけなければなりません」(前出・神谷理事長)



※女性セブン2011年12月15日号





(この記事は社会(NEWS ポストセブン)から引用させて頂きました)



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