東京電力柏崎刈羽原発の横村忠幸所長は９日、柏崎市内での記者会見で、運転中の６号機の定期検査を３月２６日に始めることを発表した。６号機が定期検査に入ると、同原発の全７基を含む東電の原発全１７基が止まることになる。

　柏崎刈羽原発は２～４号機が中越沖地震（０７年）の影響で停止。１、５、７号機は定期検査により停止している。今回の定期検査では通常の点検に加え、安全評価（ストレステスト）をし、経済産業省原子力安全・保安院の意見聴取会で審議される必要などがある上、泉田裕彦知事や会田洋柏崎市長は福島第１原発事故などにより再稼働に慎重な姿勢を見せ、再稼働の見通しは立ってない。６号機の定期検査の実際の作業期間は約２カ月間の予定。【宮地佳那子】



２月１０日朝刊





(この記事は新潟（毎日新聞）から引用させて頂きました)

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