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【ロンドン会川晴之】世界最大の原子力複合企業で、福島第1原発の汚染水処理にも関わるフランスのアレバは12日、今年度の赤字額が14億~16億ユーロ(約1400億~1600億円)に達すると発表した。福島第1原発事故を受け、ドイツ、スイス、イタリアが脱原発を決めるなど、原発見直しの機運が高まっていることに加え、ウラン鉱山投資に失敗したのが原因。
赤字転落は10年ぶり。13日に再建計画を発表するが、欧州メディアは数千人規模の雇用削減に踏み切ると伝えている。
アレバは、仏政府が株式の87%を保有する国営企業。ウラン鉱山、ウラン濃縮、核燃料加工、原発、核燃料再処理など原子力産業の全ての分野で事業を展開しており、福島事故の影響を全分野で受けた。
原発事業では、フィンランドに建設中の新型炉「EPR」に手間取り、09年に運転開始予定が13年以後にずれ込んでいる。福島事故後に欧州連合(EU)が原発のストレステストを実施したことで、各国の新規導入計画に大幅な遅れが出たことも響いた。
6月末に退任したロベルジョン前最高経営責任者(CEO)は、原発が地球温暖化対策の切り札として脚光を浴びた「原発ルネサンス」を背景に、積極的な投資を展開した。しかし、07年に買収したアフリカのウラン鉱山の埋蔵量が予想を大幅に下回ったほか、ウラン価格も見通しの4分の1に低迷している。
(この記事は経済総合(毎日新聞)から引用させて頂きました)
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